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へその緒を切らしてもらった/生まれてきてくれてありがとう/息子の寝顔〜誕生日のできごと〜

陣痛は夕方から始まりその日の夜中には出産となったので、初めてのお産としてはすこぶる順調な部類と言えそうです。実際、陣痛室から分娩室に入り、そして出産までの間は、それこそ流れるような勢いで時間が過ぎていきました。もちろん、それぞれの時間の断面では大変な事態になっていて、あたふたしたり真っ青になったりし、「この時間、永遠に続く?」かのように感じたのですが、赤ちゃんが生まれ出てふと振り返ると、なんかあっと言う間の出来事だったように感じました。

そんなわけで(?)出産直後と言うのは夫婦とも意外と冷静で、新米父も取り乱すことなくビデオカメラやらデジカメやらでいろいろと撮影したりしてました。で、新米父には「へその緒カット」という大役をやらせてもらえることに!その名の通り、ハサミを片手に恐々とへその緒を切らせてもらうわけです。へその緒って思ってたより頑丈で(ちょうど庭の水撒きホースみたいな感じ)なかなか思うようには切れなかったですねぇ。

このクリニックでは、生まれたての赤ちゃんは産湯を使うこともなく、身体をささっと拭いてからお母さんの胸の上で1時間ほど過ごす「カンガルーケア」というのをやってくれます。こうすることで、激闘を経て生まれてきた赤ちゃんが、お母さんの温もりと匂いを感じながら安心を感じられるそうです。お母さんも赤ちゃんも、なんかこうすごく柔らかいいい表情をしています。自然に息子に「生まれてきてくれてありがとう」と声をかけてしまっていました。僕の人生のなかで、間違いなく最高の幸せな瞬間でした。

その後、新米母と息子は病室へお引越し。新米母は歩いて病室に向かっていったのには少々びっくりしましたが。新米母にはちょっとでも休んで欲しかったのですが、出産後1日くらいの間はアドレナリンが出まくって興奮状態にあり、寝ようにも寝られないもんだそうで、いろんなお話しをしながら朝まで過ごしました。ここで力が抜けたのか、息子の寝顔を見てほっとしたのか、この時ばかりは嬉しくて、本当に泣けてきましたね。涙がボロボロと。。。

夜が明け、脳内にアドレナリンが出ていない新米父はへろへろになりながら車を運転して、自宅に帰っていきましたとさ。。。何せ2日ほどまともに寝てなかった訳やから許して...(苦笑)。

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