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2008年5月27日 (火)

[育児]コモンズの悲劇

コモンズの悲劇ということばがあるらしい。

コモンズの悲劇

たとえば、共有地(コモンズ)である牧草地に複数の農民が牛を放牧する。農民は利益の最大化を求めてより多くの牛を放牧する。自身の所有地であれば、牛が牧草を食べ尽くさないように数を調整するが、共有地では、自身が牛を増やさないと他の農民が牛を増やしてしまい、自身の取り分が減ってしまうので、牛を無尽蔵に増やし続ける結果になる。こうして農民が共有地を自由に利用する限り、資源である牧草地は荒れ果て、結果としてすべての農民が被害を受けることになる。
ただし、実際にコモンズの悲劇が起こるのはその共有地がオープンアクセスの場合に限られる。希少資源の獲得など正の外部性(外部経済)の場合は、利害関係者に所有権を与えて管理させる事によって、コモンズの悲劇を防ぐ事が出来る。いっぽう大気汚染や水質汚濁、土壌汚染など負の外部性(外部不経済)の場合には、環境負荷を発生させる行為に対する規制的手法や、市場原理を活用する手法(外部不経済の内部化)が用いられる。

みんなが「やったもん勝ち」「言ったもん勝ち」を繰り返しているうちに、それを支える社会的リソースが崩壊して、結局は「やったもん勝ちをやっていた人」を含めた、リソース共有者全員にしっぺ返しが来てしまうということだ。

いまの社会には、これはコモンズの悲劇かなぁなんて思うことはいっぱいあって、例えば

  • タバコのポイ捨てをやる人が後を断たないから、敷地内全面禁煙ということになったりする(ルールさえ守っていれば、引き続き場所を決めて吸うことができるのに。。。)
  • 緊急でもないのに救急車を呼ぶ人が多いから、いざ本当に大事なときに救急車が利用できなくて亡くなる人がいたり、救急車有料化という議論がでてきたりする。

子育ての環境にも似たような状況ってあったりすると思う。

具体的にこれというのはすぐには思いつかないけど、育児ってのは大なり小なり社会とかコミュニティのお世話になりながらやってることなのだから、迷惑をかけたときに「子供のやることやから多めに見て」とかいうのも、子連れの側が良識をもって"程々に"しとかないと、コモンズの悲劇のような状態になるのかなぁ、って言うかもうなっているような気もする。

かと言って何でもお互い様な部分はあるわけで、そういう持たれ合いがまったくゼロになったらそれはそれでギスギスした世の中になるし、それは嫌な社会やと思うし。下町育ちな新米父ちゃんはそう思ったりする。

"ほどほどに"とか"いい頃合"ってのは、実はけっこう難しいのかもしれんな。

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